2016年9月23日金曜日

牧師の日記から(76
 918日(日)主日礼拝。エフェソ書5610から「光の子として歩みなさい」という説教。この日は東博昭さんの洗礼式が行われ、この小さな群れに新しい仲間が加えられたことを皆さんと共に喜ぶ。礼拝後、オリーブの会で内山央絵さんが埼玉新生教会のゴスペル活動を紹介してくれた。讃美する喜び、讃美を通して共に主をほめ歌うことの大切さを改めて考えさせられた。どうも日本の教会は(千代田教会も!)、真面目で堅苦しい?礼拝が一般的だが、もっとリラックスして、讃美と喜びにあふれた礼拝になってほしいのだが……。夜は私の誕生日祝いということで、子どもたちが集まって一緒に食事をする。子どもたちからのプレゼントの中で書斎の椅子の腰当がありがたい。
19日(月)敬老の日で休日。12時から、四ツ谷駅前のホテルで、故・奥井清さんの記念会。その冒頭の記念礼拝で短く奨励。奥井さんが亡くなってもう12ヶ月が過ぎたのだ。ご家族の方々と奥井さんの想い出を語り合う。スポーツが好きだった奥井さんが「ボクは東京オリンピックを観られるかなあ」と呟いたというエピソードが印象的だった。帰宅して、このところ集中的に取り組んでいる井上良雄先生の講演ノートの翻刻作業を続ける。
20日(火)雨の中を西早稲田のキリスト教会館に行き、会館管理組合委員会。懸案事項であった駐車場問題、新しいテナントの入居問題に一応の目途がついてホッとする。帰宅後はひたすら翻刻作業。夜、吉祥寺の大坪秀子さんから電話があり、御主人の大坪正雄さんが9月の初めに右膝の人工関節の埋め込み手術を受け、現在リハビリ中だが、見舞いに来てほしいとのこと。大坪さんは、時折聖書を学ぶ会に出席されていた。近くの病院なので明日見舞いに行くこととする。
 21日(水)この日の聖書を学ぶ会はお休みにして、12時からのキリスト教会館の正午礼拝で奨励。この会館には日本基督教団を初めいくつかの教団本部やキリスト教団体が活動しているが、その職員たちを対象に月二回、お昼休みを利用して短い礼拝を共にするのだ。その後はNCAの事務所で発送作業。会館管理組合の出金伝票に決済の判を押す。どこかの知事や局長が中身を確認しないで判を押した不祥事が話題になっていることもあって、丁寧に書類を確認する。帰り道、戸山の国際医療研究センター病院に大坪さんを見舞う。リハビリが大変のようだ。帰宅して仕事をしているところに、NHKから電話。劇作家の倉本聡さんをファミリー・ヒストリーという番組で取り上げるので、その父上の山谷太郎さんのことを教えてほしいという。山谷太郎さんが以前属していた駒込基督会と中川影輝牧師に関する資料を調べて教える。最近この類の調査依頼が多い。夜、常盤陽子さんに電話をして、『井上良雄講話集』の校正の協力を依頼する。

 23日(金)午前中、新浦安の渡部澄彦さん宅を訪ねる。6月に腎機能が落ちて入院されたが、現在は落ち着いているとのこと。今日の聖句を読み祈る。その後、直子さんと一緒に近くに住む姉(ネパールから一時帰国中)を訪ねる。(戒能信生)

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