2016年7月22日金曜日

牧師の日記から(68
7月17日(日)主日礼拝、エフェソ書3・1-13の講解説教。「この恵みは、すべての者のうちで最もつまらない者であるわたしに与えられた」という表現を、パウロの弟子であるこの手紙の著者が敢えてしている。そこに「この私のような者にも」という信仰者の謙遜な姿勢を読み取ることができる。それは態度や物腰の謙遜だけでなく、「和解の福音」の本質ではないだろうか。礼拝後のオリーブの会では、石井房恵さんの趣味・特技についての楽しいお話。バレー、フルート、サックス、オカリナ、そして料理、それ以外にもテニス、ゴルフと、その多彩な趣味は留まるところを知らない。泳ぎ続けなければ死んでしまう「回遊魚マグロ」と称される所以。CSの子どもたちが、デザートのゼリーを用意してくれる。2:30から、北支区教育部主催の子どもフェスティバル。5教会から16人の子どもたち、そしてスタッフ10人が参加して千代田教会を会場に一泊キャンプ。開会礼拝に始まり、聖書クッキング、銭湯、花火、そして礼拝堂とホールに貸布団を敷き詰めて寝る用意。壮観な光景だが、集まった子どもたちはすぐに親しくなっている。それぞれの教会学校が、生徒の減少やスタッフ不足から独自の夏期学校などができなくなっており、このように教会を越えての合同プログラムは初めての経験。
18日(月)午前中は一泊キャンプの続き。朝6時に起床して、ラジオ体操、朝の礼拝、朝食後、近くの新宿歴史博物館を野口洋子さんのガイドで見学し、帰って来てから二つのグループに別れて、「モーセ物語」と「善きサマリヤ人の物語」を子どもたちが劇にして演じる。それがなかなかの傑作で、特に海が二つに割れる光景が、青い布団で表現されるところは見ものだった。お迎えのご家族たちにも見て頂いて、大盛況だった。
19日(火)午前中、神学読書会。熱暑の中を14名の参加(うち信徒6名)。百人町教会の賣晶淳牧師の発題をもとにみんなで話し合う。この会は8月はお休みにして、9月~11月の予定と発題者を決める。このところちょっとタイトな日が続いたので、暑さもあり、この日は出かけずに書斎でのんびりする。8月半ばの弓町本郷教会での講演の準備に手をつける。
20日(水)午前中、聖書を学ぶ会。出エジプト記の学びを始める。午後は聖書神学校の補講の準備。北支区常任委員会が毎月第1月曜日の夜に入るので、休講にせざるを得ず、補講をしなければならなくなった。夜は授業。
21日(木)朝から雨で気温が低くなり、恵みの雨と感じる。午後から西早稲田のキリスト教会館に行き、NCAの事務作業。

22日(金)夜は、聖書神学校の補講。これで前期の授業はすべて終わり、ホッとする。道路の前の住宅建築の工事が9月から始まり、建設会社から駐車場を借りたいとのことで、8月の長老会に提案することとする。(戒能信生)

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