2016年4月23日土曜日

牧師の日記から(55
4月17日(日)主日礼拝、コロサイ書3・12-17の講解説教。久しぶりに岡崎大祐さんが御長男の祐一さんと一緒に礼拝に出席された。14日に退院されたばかりで、十二指腸潰瘍の出血による貧血状態が続いている由。礼拝後、CS教師会。7月17-18日、千代田教会で開催される北支区教育部主催の夏期一泊合同キャンプの相談。最近はどの教会でもCSに出席する子どもが少なく、独自にサマーキャンプなどが出来ないので、合同してやってみようという計画。日曜日の午後に千代田教会に集まり、礼拝をし、共同制作、食事作りをし、その後三栄町の銭湯に行き、花火をしたりして楽しもうというプログラム。夕方、謙夫妻が来て、薔薇の様子を見てくれる。冬季の世話が実り、順調とのこと。一緒に食事をした後、「平和ネット」の連載に載せる写真画像の処理をしてもらう。聖書神学校の紀要に掲載する論文をまとめてメールで入稿。新島襄と海老名弾正のキリスト教受容を批判的に分析したもの。
18日(月)午前中、牧師の勉強会・月曜会に出席するため東駒形教会へ。午後帰宅して夜の授業の準備をしていると、お金を貸してほしいという人が訪ねて来る。事情を聞き、お金は貸せないが食べ物は差し上げることとして、ジュースや果物、パンやお菓子などを袋詰めにして渡す。夜は日本聖書神学校の授業。新島襄を取り上げる。その後、図書館で調べもの。熊本の地震の余震はまだ続き、被災者たちの大変さを想像する。教会関係の被災の様子も少しずつ伝わってくる。それにしても原子力発電所は大丈夫なのだろうか。
19日(火)この日は一日在宅。このところ忙しくなってきて、丸一日書斎に籠れる日が少なくなってきた。昨年刊行された關岡一成『海老名弾正』を読み始める。なかなかの力作で教示される点が多い。難渋していた聖和女子大学の学校史『Thy will be done』の書評の原稿書き。それと5月の初めに頼まれている教団の財政史に関する講演の準備も。教団の歩みを財政史の観点から見直してみると、これまで見えなかった問題や課題が見えてくる。
20日(水)午前中、聖書を学ぶ会・祈祷会。創世記の学びを再開し、ヨセフ物語を取り上げる。ヨセフの夢判断がなかなか興味深い。
21日(木)午後から西早稲田のキリスト教会館に行き、NCAの事務所に顔を出す。それから会館管理組合の仕事。この4月から委員長になってしまったので、その引き継ぎや銀行へ行って代表者変更手続きなどの事務処理。
22日(金)午前中は農村伝道神学校の授業。今年の受講生は8名。神学校の周辺には、まだ自然が豊かに残っていて、新緑の山道を散策する。

23日(土)日独教会協議会のシンポジウムに出席するため猿楽町の韓国YMCAへ。通訳を介して短いコメントをする。信濃町教会での四竃揚先生の告別式は、直子さんに出席してもらう。夕方帰宅。(戒能信生)

0 件のコメント:

コメントを投稿