2016年3月26日土曜日

牧師の日記から(51「受難週の牧師の日々」
3月20日(日)受難週主日礼拝。新しい礼拝順序を試行する。と言っても、礼拝の始まる5分前から前々奏が始まり、使徒信条の位置が説教の後に移動するくらいの変更である。コロサイ書2・16-23の講解説教「キリストと共に死に」。この手紙は難解で、できる限り分かりやすく話そうと努めているが、聞く側はさぞかし忍耐が必要だろう。礼拝後、受難週全体祈祷会で共に祈る。その後、オリーブの会で「新しい礼拝順序と奏楽」について話し合う。議論が集中したのは「子どもの祝福」で、結局、年6回の合同礼拝の時だけ「子どもの祝福」を入れてみることになった。夕方、直子さんと一緒にサントリーホールへ。橋本悠久子さん出演のマタイ受難曲を聴く。最前列の席で、独唱の肉声や弦の響きを生で聴き、CDで聴くのとは違った発見があった。
21日(月)朝一番で太田春夫先生が訪ねてくれる。青山学院神学部出身の大庭昭博牧師没後10年の記念会のために上京された由。10時半から信濃町教会での北支区定期総会に高岸泰子さんと一緒に出席。問題は支区常任委員選挙で、私が選ばれてしまったこと。この支区に来て1年もたたないし、この年齢なので、選ばれるはずがないとタカを括っていたのだが……。委員会が開かれる月曜の夜は、既に日本聖書神学校の授業を入れてあり、困惑する。
22日(火)11時から故・四竃恭子さん追悼の記念礼拝で短く奨励。ロンドン日本人教会の関係者でつくる東京エクレシア会の主催。20人余の女性たちが集まって、恭子さんを偲ぶ。『キリスト者平和ネット』に連載しているコラムの原稿をようやく書き上げて、メールで入稿する。
23日(水)午前中、聖書を学ぶ会でマルコ福音書15・33-47を取り上げて学び、共に祈りを合わせる。午後、郵便局に行き、3月の対外献金・台湾震災の被災支援献金、『時の徴』の印刷費の送金など。
24日(木)一日中書斎に籠って、第6回神学生交流プログラム報告書の校正。これは昨年3月に行われたものだが、発行が遅れて、今になって慌てて編集作業をしている。並行して、8月に京都で開かれる同志社神学協議会での講演の準備に取りかかる。講演題などを3月末までに送らねばならない。
25日(金)午前中、門前仲町の歯医者さんで新しく作った義歯の調整。午後、新木裕さんが訪ねて来てくれて、少しゆっくりお話を伺う。以前この欄で紹介した松岡俊彦さんと、戦後すぐの時期、淵野辺で一緒にクリスマスを祝ったとのことで驚く。後は、ひたすらイースター礼拝の説教と墓前礼拝の奨励の準備。PCの調子がおかしくて、嘉信に遠隔操作で復旧してもらう。

26日(土)午後から教会学校の先生たちが集まってイースター・エッグ作りと、明日の愛餐会の準備。今年はCSからの提案で、子どもたちと一緒に食事をすることになっている。それにしてもなんだか段々忙しくなって来た。

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