2015年5月17日日曜日

牧師の日記から⑤ 2015年5月17日

牧師の日記から
 先週の514日(木)の午後、日本キリスト教会館の管理組合定期総会が開催されました。そこで、昨年度の決算(約3,600万円)が承認されるとともに、会館の耐震改修工事や資金計画についても審議され、その基本計画が承認されました。
西早稲田にある日本キリスト教会館の建物は、エキュメニカル・センターとして1970年に竣工しています。日本基督教団を初めいくつかの教団本部、そしてNCC(日本キリスト教協議会)やキリスト教社会事業の各団体が、この建物を中心に活発な活動を展開してきました。私が責任を負っている日本クリスチャン・アカデミーも、この建物の6階フロアーと7階の一部、1階の事務室と地下倉庫を有しており、それを他団体にテナントとして貸したり、教室や貸会議室などとして運用しています。地上7階、地下1階、総面積4345㎡の施設で、この国のプロテスタント教会の中核的な存在です。
2011311日の東日本大震災によって、この建物も大きな影響を受けます。直接的な被害は軽微だったのですが、耐震診断をしたところ、築40年が過ぎており、建築基準が厳しくなっていることもあって、耐震補強が必要と判定されたのです。新築案もあったのですが、様々な経緯を経て、必要な耐震補強と老朽化している部分の改修の工事計画が立てられました。この61日からいよいよ工事が始まります(20162月末に完成の予定)。総工費27,500万円と見積もられ、その資金計画もほぼ見通しがついています。
私は、日本クリスチャン・アカデミーを代表して、この管理組合の副委員長と、建築委員を担っています。毎週のようにそのための会議や打ち合わせがあります。千代田教会の牧師が、このような役割を担っていることを皆さんに覚えて頂きたいと思います。

いつもは四谷から飯田橋を経由して早稲田まで電車で行くのですが、先日、天気も良かったので思い切って自転車で行ってみました。約20分で着きました。但し、途中にいくつか急な坂があって、結構な運動になります。健康のためにも、せっせと西早稲田まで自転車で通うことにしようと考えています。(戒能信生)

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